遠隔操縦ロボティクス事業

今まで、大きな施設や機材が必要だった訓練装置やシミュレーターをバーチャルで再現し、触覚を用いて操作することにより、大幅に費用を削減します。また、大がかりな機材を必要とせず、導入が容易でコンテンツの追加変更が可能なため、様々な環境に対応できます。

人命に関わる失敗の許されない
業界で活用が広がっています

製造業

  • 航空機
  • 鉄道
  • 特殊車両
  • 機材使用マニュアル
  • メンテナンスマニュアル
  • 生産管理
  • シミュレーション

運輸業

  • 鉄道
  • 旅客
  • 運送
  • 鉄道やバスのシミュレータ
  • 安全管理マニュアル
  • 従業員教育

建設業・設備工事業

  • プラント
  • 製造工場
  • 倉庫
  • 安全対策(KYT)・災害訓練
  • 設備メンテナンス
  • 特殊車両の
    操縦トレーニング

医療業

  • 最新手術
  • 技術学習
  • 手術トレーニング
  • 遠隔医療
  • シミュレータの置き換え

技術を残していくために

15~64歳の人口推移

内閣府の発表によると、日本の生産年齢人口は、2060年までに2000万人以上減少すると言われています。これはおよそ20%の減少にあたります。各業界では、団塊の世代の引退に加え、バブル崩壊後の長期不況において若年労働力を十分に採用してこなかったこと等により、今後、技能の継承や人材確保のための対応を迫られる企業も増加することが予想されます。

熟練の引退と共に、失われていく技術やノウハウも出てきます。これらを企業の情報資産として、大切に守っていく必要があります。

そんな環境の中で、今のOJTのように、マンツーマンで教えるような職業訓練が今後どこまでできるでしょうか?まず、教育者と教わる側の時間を合わせなくてはなりません。さらにグループで教えるとなれば、合宿のように時間を合わせて遠方から人を集めることもあります。消費する時間と費用は膨らむばかりです。

そこで、バーチャルシミュレーターが必要になるわけです。

空き時間を活用して職業訓練できる

バーチャルシミュレーターであれば、好きな時間に職業訓練ができます。従業員が空き時間を使って能力開発や生産性向上がを可能にします。

また、訓練内容を後から好きな視点で見ることができるので、アドバイスが必要な場合にも、指導者が同じ時間に同じ場所にいる必要もありません。そのうえ、遠隔地からの指導も可能です。このようにして、時間と場所にとらわれない多様な働き方に実現し、有能な人材の定着や確保に貢献できます。

また、職業訓練における内容も一定の品質を保つことができるので、教育者それぞれに教え方が違うというようなことも避けられます。

スパークブラグの取り外し

訓練を記録し分かりやすく結果を表示

バーチャル空間でのトレーニングのため、動きのひとつひとつを記録し、分析することが可能です。完了までにかかった時間など、定量評価にて成長を測ることができます。また、動きそのものを記録しておき、第三者視点で見ることもできますし、場合によっては指導者の動きを記録しておいて、好きな確度から眺めることもできます。

従来の実機型シミュレーターでは、難しかったことがサーバでの記録を介して実現できるのです。

広がる活用分野と実績

現在、様々な業界からご相談いただいており、活用分野も急激に広がっています。

製造業:整備訓練メンテナンス

  • 修行期間が長すぎて、人材が定着しない
  • OJTを減らしたい
  • 熟年工の技能伝承に課題がある
複雑な動きや、感覚的スキルの習得も可能に。

バーチャル空間上に予め記録した熟年工の動きを再現させ、模擬をすることができます。また、触覚デバイスを付加する事で、習得の難しい技能を教育者不在で何度でも受けられます。

建設業:安全教育トレーニング

  • 人材の質と量の低下が著しい。教育の効率を上げたい
  • 現場での失敗の許されない作業を学ばせたい
  • 災害訓練・安全講習をもっと効率よく行いたい
安全教育にこそバーチャルトレーニングが必要です。

安全講習は現在でも徹底されているかと思いますが、それでも事故による死者はまだまだ多いのが現状です。そこで、バーチャルで多くのパターンの失敗経験を積むことにより、日頃の危険予測をより明確にイメージできるようにします。

運輸業:実機シミュレーターの置き換え

  • 実機訓練をするにも、訓練機や場所の確保が難しい
  • 複数人での連携訓練を行いたい
  • 複雑な手順を要する訓練を簡単に行いたい
実機訓練からバーチャルトレーニングへ

実機訓練では今まで莫大な予算が必要だった複数拠点の設置も可能にするだけでなく、訓練機や広い場所の確保も必要がなくなりました。また、複数名での連携訓練もこれまで通り可能であることと、工程が複雑なものも、初めての人でもわかりやすく提示することができます。

バーチャルトレーニングが
無駄になることもあります

ここまでバーチャルトレーニングが有効活用していただけるものだとご説明しましたが、実際には、すべてのバーチャルトレーニングが有効だとは限りません。こういったバーチャルに関わる機材を扱ったことがある方であれば「映像コンテンツとどこが違うのか?」という疑問を持たれる方も多いと思います。なぜそのような疑問が浮かぶのかというと、実感が湧かないからです。

たとえば、「カチッとはめ込んだ感覚を確認して」というような感覚の伴う作業を、体験したことがあるでしょうか?または、「ネジが緩んできたら」の緩んだ感覚を何を頼りにバーチャルで判断できるのでしょうか?多くの場合はグラフィックの支持を頼りにすることでしょう。この感覚が伴うか否かが、映像コンテンツとバーチャルトレーニングの価値を分ける大きな鍵なのです。

イクスアールなら感覚的スキルの習得が可能に

このように感覚を伴う技術について、現在取り組んでいる企業は数が少なく、特に国内では事例がなかなかありません。イクスアールでは、この感覚的スキルに着目し、作業を行った実感を伴う仕組みを導入することで、バーチャルでの体験を、本人の経験にしていただくことができるようにしています。

訓練機ならできたトレーニングであれば、さらに利便性を上げたバーチャルトレーニングに移行しても同じように、経験を積むことができるのです。そこには映像コンテンツとは経験が蓄積できるという大きな差が存在します。

最新の機材を導入したバーチャルシミュレーター

バーチャルシミュレーター

イクスアールでは、バーチャルトレーニングを実現するために、触覚に関わる機材で、大学などの研究領域で使われるものをはじめ、最新技術を常にテストし、最適なものを導入しています。この取り組みは、多くの機材をテストし、実装ノウハウを蓄積している、バーチャルトレーニングシステムの開発を専門に行う会社だからこそできるものです。

実際に、重工メーカーや、大学からの依頼を受けて開発しており、人命の関わる現場や、失敗の許されない場所、10年以上の修行が必要な業務などで、活用していただいています。

現場の悩みをヒアリングし
効果的なコンテンツを開発します

よくありがちな長大な仕様書と、長い開発期間をかけたコンテンツ開発を私たちは行いません。実際に活用する方の悩みに効く内容になるように、ヒアリングとテストを重ね、段階的に効果を確かめながら開発を進めて機能を実装していきます。まだ新しい技術を使ったバーチャルトレーニングを多くの方に使っていただくためには、ひとつひとつ確実に効果のあるコンテンツを開発する必要があるからです。

費用についても、開発の初期から大きなコストをかけず、まずは3ヶ月程度の試作開発にて、効果を検証していただき、内容を確かめていただきながら進めます。導入実績のない新しい技術も、試作開発機で体験していただければ、本格的な導入検討も行いやすくなります。

効果的なコンテンツを開発

無料の出張体験会から始められます

社内でもバーチャルトレーニングのコンテンツを体験したことのある方は少数で、なかなか話をしていても理解が得にくいことと思います。ですので、イクスアールでは、無料の出張体験会を行っています。ご検討中の方は、ぜひお問い合わせフォームから出張体験会をご依頼ください。

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