【VR実習】愛知総合工科高校にて、MR/VR体験とUnityによるVR空間制作の実習授業を行いました
2025年4月14日(月)と15日(火)の2日間にわたり、愛知県立愛知総合工科高等学校専攻科の2学年の生徒の皆様を対象に、MR(Mixed Reality:複合現実)とVR(Virtual Reality:仮想現実)の体験、そしてVR空間の制作に挑戦するUnity実習授業を実施いたしました。
本実習は、生徒の皆さんに最先端のXR技術に触れていただき、XR技術の活用の可能性を知っていただくことを目的として知総合工科高等学校専攻科様よりご依頼いただきました。
MR・VR体験
実習のはじめに、VRおよびMRアプリケーションを体験していただきました。Meta Quest 2、Meta Quest 3S、Apple Vision Proなどの様々なヘッドセットを用意し、VR・MRの違い、操作方法、それぞれのヘッドセットごとの違いを体験していただきました。


UnityによるVR空間制作
VRコンテンツ制作の基礎となるゲームエンジン「Unity」の基本操作について講義を行いました。Unityのインターフェースや基本的な機能、3Dオブジェクトの配置や操作方法など、VR空間を構築するための基礎知識を解説しました。
基本操作を学んだ後、Unityを活用してオリジナルのVR空間を制作していただきました。用意された3Dモデルやアセットを自由に配置する形で実施しました。
完成したVR空間について発表し、体験し合う時間も設けました。


座学
XRの歴史やデジタルツインについて講義をいたしました。

生徒様からのコメント
実習の最後にアンケートを実施し、実習の内容について、両学年の生徒の皆様全員より「面白い」「やや面白い」というフィードバックをいただきました。
「VRの没入感に驚いた」「初めてuntiyを用いてVRの空間を作り、楽しかった」「機会があればVRゲームを作ってみたい」といった意欲的な感想が多数あり、最先端技術への関心の高さが伺えました。
XR実習事業について
弊社では、未来社会を担う若い世代の育成支援の一環として、実践的な体験を提供することの重要性を強く認識しており、今後もXR技術の実習事業に力を入れてまいります。
今回の実習にご協力いただいた愛知総合工科高校の先生方、そして熱心に取り組んでくださった両学年の生徒の皆様に、心より感謝申し上げます。
本実習にご関心をお持ちの学校関係者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。